数学が苦手でも得点につなげる勉強法|参考書の使い方と復習のポイント
私にとって、数学は最後まで得意とは言えない科目でした。
問題を見ても解法の糸口がつかめず、ノートが真っ白なまま終わってしまうことも多くありました。
「自分には数学が向いていないのではないか」と感じることもありました。
しかし、基礎を徹底し、解法を一つひとつ積み重ねていくことで、最終的には合格に必要な得点を取れるようになりました。
今回は、私が高校時代に実際に使用していた数学の参考書と、その使い方についてお話しします。
使用していた数学の参考書
主に使用していた参考書は、次の3つです。
- 『青チャート』
- 『プラチカ』
- 『入試問題集』
『青チャート』では、数学ⅠA・ⅡB・Ⅲすべての基礎的な解法を身につけました。
この参考書は、基本から発展まで問題が網羅されており、例題ごとに解法のポイントがまとめられているため、理解しやすくおすすめです。
そのうえで、数学ⅠA・ⅡBについては『プラチカ』を用いて応用力を養いました。
一方、数学Ⅲについては『入試問題集』を用いて実戦的な演習を行い、入試レベルの問題に対応できる力を身につけました。
数学の学習では、いきなり難しい問題に挑戦するのではなく、まず基礎的な解法を確実に身につけることが大切だと感じています。
青チャートの使い方|解法の発想を理解する
特に重視していたのが、『青チャート』の使い方です。
最初は、問題を見ても解き方が分からないことが多くありました。
そのため、無理に解こうとするのではなく、解答を確認しながら、
「どの部分からこの発想が生まれるのか」
を理解することに集中しました。
解けなかった問題には付箋をつけ、後から重点的に復習できるようにしていました。
復習は最低でも3周行い、最終的には解法を自然と思い出せる状態になるまで繰り返しました。
また、ただ解き直すだけではなく、同じ解法が使われている類題にも目を向けることで、理解をより深めるように意識しました。
数学では、1問1問をバラバラに覚えるのではなく、
「このタイプの問題では、この考え方が使えそうだ」
と整理していくことが大切です。
解法を丸暗記するのではなく、根拠をもって説明できるようにする
学習の中で特に意識していたのは、
「解法を丸暗記するのではなく、根拠をもって説明できるようにすること」
と、
「パターン化すること」
です。
問題文のどの情報から、どの発想につながるのかを整理し、自分の中で体系化していくことで、初見の問題でも、
「このタイプはこの解法が使えそうだ」
と考えられるようになりました。
数学では、答えを見て理解したつもりになっても、自分で説明できなければ、本番で同じように解けるとは限りません。
そのため、
- なぜその公式を使うのか
- どの条件に注目するのか
- どこから方針を立てるのか
- 似た問題ではどのように考えるのか
を意識して復習していました。
この積み重ねによって、少しずつ解法を自分のものにできたと感じています。
入試問題への取り組み|初見問題に対応する力をつける
実際に「数学が得意になった」と実感する瞬間は、あまり多くありませんでした。
それでも、医学部の入試問題において、初めて見る問題に対しても、解法の見当をつけて解答欄を埋められることができたときには、自分の成長を感じることができました。
数学では、すべての問題を完璧に解ける必要はありません。
大切なのは、初見の問題に対しても、これまで学んできた解法や考え方を組み合わせて、少しでも得点につなげることです。
そのためには、基礎問題で身につけた解法を、入試問題の中でどう使うのかを意識して演習する必要があります。
『プラチカ』や『入試問題集』に取り組む際も、ただ解答を読むのではなく、
「この問題は、青チャートのどの考え方とつながっているのか」
を考えるようにしていました。
難しい問題にこだわりすぎない
成績向上の大きな要因は、難しい問題にこだわるのではなく、基本問題でのミスを減らしたことにあります。
以前は、解ける問題でも計算ミスなどで失点することが多くありました。
しかし、『青チャート』レベルの問題を確実に解き切ることを意識するようになってから、安定して得点を重ねられるようになりました。
直前期には、共通テスト対策として時間配分を意識した演習を行い、ミスを徹底的に減らすことに取り組みました。
あえて本番よりも少し難しい問題集を使って演習を重ねることで、本番では気負わずに問題を解き進めることができました。
また、二次試験に向けては過去問演習を行い、解法が思い浮かばない問題については『青チャート』に立ち返って基礎の確認を行いました。
特に共通テスト後は、数Ⅲの感覚が鈍りやすいため、意識的に復習するようにしていました。
問題への向き合い方|すぐに解答を見る前に考える
問題への向き合い方については、最初はすぐに解答を見てしまうことも多くありました。
しかし、深く考える前に諦めてしまうこともあったため、その分、解答の理解を丁寧に行い、自分の中で整理することを意識しました。
結果として、一つひとつの解法を確実に身につけることにつながったと感じています。
もちろん、分からない問題に何時間もこだわり続ける必要はありません。
ただ、すぐに答えを見るのではなく、まずは問題文の条件を確認し、どの分野の考え方が使えそうかを考えることが大切です。
そのうえで解答を見たら、
「なぜその解法になるのか」
「自分はどこで止まっていたのか」
を確認するようにしていました。
この姿勢が、数学の力を伸ばすうえで重要だったと思います。
数学で大切なのは、完璧を求めすぎないこと
数学において最も大切だと思うことは、
「完璧を求めすぎないこと」
です。
数学は、ひらめきやセンスが必要だと感じてしまい、苦手意識を持つ人も多い科目です。
しかし、多くの場合は、基礎的な解法の組み合わせで対応できます。
すべての問題を解こうとするのではなく、解ける問題を確実に取り切り、難しい問題では部分点を狙うという姿勢が重要です。
私自身もその考え方に切り替えたことで、数学に対する向き合い方が大きく変わりました。
苦手だからといって諦めるのではなく、まずは基礎を固めること。
そして、自分が取るべき問題を確実に取ること。
この意識を持つだけでも、数学の得点は安定しやすくなると思います。
まとめ|数学は基礎の積み重ねで得点につながる
数学が苦手な人にとって、難しい問題を前にすると、自信をなくしてしまうことがあります。
しかし、数学で大切なのは、最初からすべてを完璧に解くことではありません。
基礎的な解法を一つひとつ身につけ、問題文のどこから発想につなげるのかを理解し、復習を重ねることが大切です。
今回紹介した内容をまとめると、次の通りです。
- 『青チャート』で基礎的な解法を身につける
- 解法を丸暗記するのではなく、根拠をもって説明できるようにする
- 解けなかった問題は付箋をつけ、3周以上復習する
- 『プラチカ』や『入試問題集』で応用力・実戦力を養う
- 難問にこだわりすぎず、取れる問題を確実に取る
- 共通テスト後は、数Ⅲの感覚が鈍らないように復習する
数学は、得意になるまでに時間がかかる科目です。
それでも、基礎を大切にし、解法の根拠を理解しながら復習を重ねることで、少しずつ得点につながっていきます。
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数学では、参考書を持っていても、
「どの問題を優先すればよいか」
「解答を読んでも、なぜその解法になるのか分からない」
「青チャートや入試問題集をどう使えばよいか分からない」
という悩みが出てくることがあります。
そのような場合は、ただ問題数を増やすのではなく、解法の根拠を整理し、自分に必要な復習の仕方を見直すことが大切です。
数学が苦手な方も、まずは基礎を一つずつ積み重ねるところから始めていきましょう。