高校英語を得意科目にする勉強法|医大生講師が実践した3年間の取り組み

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英語は、一度実力がついてしまえば、その後はメンテナンスを通して成績が安定し続ける教科だと思います。

私自身、英語は高校受験前から高3の入試直前まで、塾の映像授業テキストを主に活用し、共通テストや本番の同日受験では英語リーディングで90点以上をキープすることができました。

入試本番でも、英語は大きな武器になりました。

今回は、私が実際にやっていた高校3年間の英語の教材の進め方や、英語の学習で意識していたことについてお話しします。

高校英語は中学英語とは別物

高校英語は、中学英語とはまったく別物です。

求められる単語量は一気に増え、文法も複雑になります。

実は私は中学3年生のとき、塾の先取りコースを活用し、高校英文法の基礎を一通り映像授業で学習しました。

それと同時に、塾の単語帳を使って大学受験用の基礎的な英単語の暗記も始めていました。

このおかげで、高1が始まった時点で、文法については少し余裕を持てている状態でした。

高1で意識していたのは、市販の教材にあれこれ手を出さず、塾のカリキュラムを完璧にやり切ることです。

具体的には、塾の映像授業テキスト、文法の問題集、単語帳を軸にして、ひたすら同じサイクルを回していました。

映像授業の教材を使って長文の予習・復習を行い、文法の定着も意識しました。

単語や英文法問題集を解く際には、自分の中で
「必ず〇月〇日までにこの1冊を終わらせる」
という期限を決めていました。

そうすることで、毎日進めるべき目安が把握でき、効率的に勉強できたと思います。

高1|英文法と単語の土台を作る

高1の時期は、まず英文法と単語の土台を作ることを意識していました。

高校英語では、文法の知識が曖昧なままだと、長文読解でも英作文でも苦しくなります。

そのため、映像授業で学んだ文法を、問題集を使って繰り返し確認しました。

また、単語についても、学校や塾で指定されたものを中途半端に終わらせるのではなく、何度も反復して、少しずつ自分の中に定着させるようにしました。

高1の段階で、単語と文法の基礎を固めておくと、高2以降の長文読解にかなり入りやすくなります。

高2|長文読解を本格的に強化する

高2になってから、テーマにしたのが長文読解の本格的な強化でした。

まず長文の演習には、塾のスタンダード〜国公立レベルのテキストを使いました。

ここでは、量よりも質を重視し、1つの単語や文法、文の構造を、分析しながら正確に読むことを意識していました。

特に私は、1つの長文に3〜4日をかけて取り組んでいました。

具体的には、

  • 予習で英文のSVOCの文構造を書き込む
  • 映像授業を受けながらポイントを確認する
  • 音声を聞きながら音読を繰り返す
  • 文法・単語・表現をノートに整理する

という流れです。

これに加えて、長文演習には市販の『英文標準問題精講』の英文を使うこともありました。

空き時間や通学の時間に読むことを日課にして、英文に触れる時間を増やしていました。

音読で読解スピードと理解力を上げる

高3の長文演習において、最も効果を発揮したのは音読でした。

一度解いた長文をそのまま放置せず、音声を聞き、そのすぐ後ろを追って発音するトレーニングを何回も行いました。

音読をすることで、英文全体の論理展開やポイントが頭の中で綺麗に整理され、リスニング対策にもなりました。

さらに、そのときに納得した英文を自分の声で発音することで、記憶にも残りやすくなります。

大切なのは、意味のかたまりで区切りながら読み、読んですぐに頭の中で訳ができる状態を目指すことです。

このおかげで、時間が減っても読解スピードが落ちることはありませんでした。

長文読解では、単に問題を解くだけでなく、解いた後にどれだけ英文を自分のものにできるかが大切だと感じています。

高3|共通テストと二次試験の対策を両立する

高3の秋からは、共通テスト対策の分量が増えていきました。

しかし、私はここで英語にかけられる自習時間が必然的に減ってしまいました。

数学や化学など、他教科の成績も上げなければならなかったからです。

それでも、英語は高1・高2で貯金を作ってきた段階で、ある程度安定していました。

そのため、英語を読む力だけは絶対に鈍らせないように、意識的に英語に触れる時間を作っていました。

具体的には、記述問題や和訳対策として、Riseの基礎編を終えた後に、Riseの難関編にも取り組みました。

夏からは、塾の映像授業のテキストも、実践形式の難関大向け長文演習へと切り替え、英作文演習にも本格的に取り組み始めました。

英語は毎日短くても触れ続ける

高3では、英語にまとまった時間を割きにくくなります。

しかし、英語の感覚を保つためには、短くても毎日触れることが大切です。

英語を読む力だけは絶対に絶やさないよう、長文に毎日触れ、短くても必ず英文を読むようにしていました。

この積み重ねが、共通テストや入試本番で英語を安定した得点源にすることにつながったと思います。

英作文対策|使える表現をノートにストックする

11月頃から、英語の二次過去問演習を始めました。

過去問演習で特に役に立ったのは、時間配分の把握と英作文の対策です。

国公立医学部の自由英作文では、大学ごとに医療関係のトピックについて意見を述べる問題など、明確な傾向が出題されることがあります。

そこで私は、夏頃から長文演習などで見つけた、英作文に使えそうな表現をノートにストックし始めました。

特定の場面で使える表現や、医療・社会問題で使える表現を分類し、解説に載っている模範解答の例文も表現の丸暗記ではなく、使える形で整理していました。

このストックが、本番では本当に役に立ったと感じています。

英作文では、受験生独自の斬新な意見や特異な考えは、あまり求められません。

大切なのは、文法的に正確で、採点官に伝わりやすい英文を書くことです。

そして、自分が間違えずに書ける自信のある表現だけで、意見を表現することだと思います。

まとめ|英語は一度力がつくと安定した得点源になる

繰り返しになりますが、英語は一度力がつけば、点数が安定する教科です。

ただし、そのためには高1から継続して取り組むことが大切です。

高校英語では、単語量も文法も中学英語より一気に難しくなります。

だからこそ、まずは文法と単語の基礎を早めに固めること。

そのうえで、長文を丁寧に読み、音読や復習を通して英文を自分の中に定着させること。

高3では、他教科とのバランスを取りながらも、英語に毎日触れ続けること。

そして、英作文では、自分が確実に使える表現をストックしておくこと。

この積み重ねが、大学受験で英語を大きな武器にしてくれると思います。

浜松で高校英語・大学受験英語を見直したい方へ

元城アカデミーでは、浜松エリアの中学生・高校生を対象に、数学・英語を中心とした個別指導を行っています。

高校英語では、単語・文法・長文読解・英作文をどの順番で固めるかがとても大切です。

「高校英語になって急に難しくなった」
「長文を読むスピードが上がらない」
「英作文で何を書けばよいかわからない」
「大学受験に向けて英語を得点源にしたい」

という方は、今の学習内容や教材の使い方を一度見直してみることをおすすめします。

英語を安定した武器にできるよう、日々の学習を一つずつ積み重ねていきましょう。