浜松医科大学生の合格体験記|浪人を経て医学部合格につながった勉強法と考え方

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浜松医科大学生の合格体験記|浪人を経て医学部合格につながった勉強法と考え方

私は浪人を経て医学部に合格しました。
現役時代は、医学部を目指しながらも本当の意味で受験に向き合いきれず、不合格という結果に終わりました。しかし、浪人生活の中で基礎の大切さや、自分の努力を言葉にして整理することの重要性に気づき、最終的に合格をつかむことができました。

今回は、なぜ医師を目指したのか、現役時代にうまくいかなかったこと、浪人生活で何を意識して勉強したのか、今振り返って受験生に伝えたいことをお話ししたいと思います。

なぜ医師を目指したのか

私が医師、特に小児科医を目指したいと思うようになったのは、幼少期からの経験を通して医療の大切さを感じてきたからです。とくに近年は、アレルギー疾患に悩む子どもたちが増えていることを知り、専門的な知識を持ってそうした子どもたちの成長を支えたいという思いを持つようになりました。

中学・高校時代は地元の公立校に通っていましたが、「将来は医学部へ」という気持ちはずっとどこかにありました。ただ、その思いがあったからといって、最初から理想的な受験勉強ができていたわけではありません。

高校時代は慢心と中だるみがありました

中学時代は、内申点を意識しながら定期テストや授業にかなり真剣に取り組んでいました。その反動もあり、志望高校に合格した後は、少し燃え尽きたような状態になってしまいました。

高校1年生・2年生の頃は大学受験をぼんやりとは意識していたものの、日々の生活は遊びや学校行事が中心でした。私の通っていた高校は行事が盛んで、高校3年生の秋まで文化祭の準備に力を入れるような環境でもありました。本格的に受験勉強へ切り替わったのは、周囲がすでにスパートをかけている秋以降だったと思います。

特に理科は未学習の範囲が多く、焦りの中で詰め込むような勉強になってしまいました。その結果、現役時代は基礎が固まりきらず、不合格となりました。

浪人生活で痛感したのは基礎の重要性でした

浪人が決まった4月、私は予備校に通い始め、まず全科目の基礎を一から見直しました。そこで痛感したのは、現役時代の自分がいかに「わかったつもり」だったかということです。

春から夏にかけては、派手な応用問題にはほとんど手を出さず、教科書レベルの理解を徹底しました。秋以降に少しずつ応用問題の割合を増やし、12月からは共通テスト対策に集中しました。共通テスト後は、再び数学と理科の基礎を確認しながら、二次試験の過去問演習を繰り返しました。

今振り返ると、この「直前期にもう一度基礎へ戻る」という意識が、本番での安定感につながったのだと思います。

苦しかったのは模試よりも周囲との比較でした

浪人生活で一番つらかったのは、模試の判定そのものよりも、「周囲がどんどん前に進んでいるように見えること」でした。

現役で合格して大学生活を始めている友人の話を聞くたびに、自分だけ時間が止まっているように感じました。また、予備校でも、自分より早く問題を解き終えていく周囲の受験生を見ると、焦りや不安が強くなりました。

努力しているつもりでも、模試の結果は簡単にはついてきません。悪い判定を見ると、自分の積み重ねがすべて否定されたような気持ちになり、勉強への意欲まで揺らぎそうになることが何度もありました。

自分を支えたのは「努力の言語化」でした

そうした中で、自分を立て直すために意識したのが、努力を言葉にして残すことでした。

一つは、学習日記をつけることです。
「今日はこれだけやった」「昨日までできなかったことが今日は少しできた」という事実を記録することで、周囲ではなく過去の自分と比べられるようになりました。誰が何を言うかではなく、自分が昨日より前に進めたかを見るようになったことで、少しずつ気持ちを保てるようになりました。

もう一つは、思考プロセスを言語化することです。
解いた問題について、「なぜこの解法を選んだのか」「なぜここで間違えたのか」を言葉にして整理するようにしました。そうすることで、自分の中に着実に積み上がっているものがあると感じられ、それが自信につながっていきました。

血を吐くような努力を、その場の感情だけで終わらせず、記録として残すことが、私にとって大きな支えになりました。

今振り返って思うこと

合格した今、当時の日記を読み返すと、苦しかった日々のことを今でも思い出します。ただ、あのとき自分と向き合い、考えを言葉にしながら勉強していた経験は、大学での学びにも、塾講師として生徒に向き合う今にもつながっていると感じています。

受験生活を支えてくれたのは、家族や友人の存在、そして何より「医師になる」という自分の目標でした。受験は結果がすべてのように見える瞬間もありますが、その過程でどう努力し、どう自分を立て直すかは、その後の人生にも残る大切な経験になると思います。

医学部受験を目指す方へ伝えたいこと

これから受験を迎える皆さんにお伝えしたいのは、結果に一喜一憂しすぎず、自分の努力をきちんと見える形にしてほしいということです。

模試の結果が悪いと不安になるのは当然ですが、その結果だけで自分を否定する必要はありません。大切なのは、今の自分に足りないものを知り、それを一つずつ埋めていくことです。

また、苦しい時期ほど、自分がなぜその進路を目指すのかを思い出してみてほしいです。目標がはっきりしていることは、想像以上に大きな支えになります。

もし今つらい状況にいるとしても、その経験が後になって必ず意味を持つことがあります。私自身、現役時代の反省と浪人生活での苦しさがあったからこそ、合格だけでなく、その後につながる学びを得ることができました。

元城アカデミーでは、このような実際の受験経験も踏まえながら、生徒さん一人ひとりの状況に応じて、英語や数学の学習の進め方をご提案しています。勉強の進め方や模試との向き合い方、受験期の不安との向き合い方などでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談いただければと思います。

この文章が、医学部受験を目指している方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。